トレッキングは、「6000m未満の山を登ること」とこの国では定義付けられています。本格的な登山と違い、特別な装備や技術、経験がなくとも楽しむことができるのがこのトレッキング。「車で行けないところだから歩いて行ってみるか」という軽いノリから始めてみましょう!この国の大部分を占める「山」と、そこにある本当のネパールの暮らしを見に行ってください。
ネパールには基本的に「雨季」があります。
始まる時期はばらつきがありますが、大体6月中旬から9月下旬まで。残念ながら、この時期は殆どのエリアでやはり雨の影響を受けます。
終日雨に降られることはそんなにもないのですが、山の眺望は少し難しくなるでしょう。
これ以外の乾季のうち、気温も高めで雪の影響を受けにくい10、11月がベストシーズンといわれています。しかし、標高が3000mを超えない所であれば、これ以外の乾季でもじゅうぶん楽しめます。
ただ、雨季でも雨の降りにくいエリア、雨が降るけれどもこの時期に植物が楽しめるなど、夏でもトレッキングを楽しむことは可能です。この時期にトレッキングをお考えの方はご相談ください。
標高が3500mを超えない場合は、初心者の人でも何の準備もなくて大丈夫。のんびり歩こうという気持ちと履き慣れたスニーカー(滑らないもの)だけお持ちください。装備は「あるといい」というものはたくさんありますが、殆どのものはこちらでレンタルまたは購入可能です。
もちろん登り降りがある道のりです。登りは息が切れるし、降りはひざが笑っちゃう。普段鍛えているほうがいいには違いありません。
でも。
無理はしないこと。
自分の体に正直になってください。
苦しかったらゆっくり歩いても大丈夫。楽しくなければ意味がありませんから。
簡単に言うと、薄い空気と低い気圧に体がついていけなくておこるもの。大変個人差があるものですが、3500mを超えると順応できなくなる人が多くなるようです。
初期症状としては、頭痛、不眠、食欲不振、倦怠感などがありますので、こうしたサインが現れたら、それ以上高度を上げるのは一旦ストップしてください。
高度障害(高山病)の一番の薬は高度を下げること。特に症状が進んでしまった場合(激しい頭痛や吐き気、意識や行動に障害が出る)、逆に下りるしか薬はありません。500mの降下は特効薬となります。悪化すれば命に関わるので、勇気を持った決断が必要です。
高山病にかからないための予防策としては、
などがあります。
また、ネパールでは「DIAMOX」という薬が一般的な高山病の薬として入手できます。これは薬局や、一部タメルのスーパーマーケットでも置いています。ただ、あくまで初期症状を緩和する程度ですので、過信は禁物。
もし高山病の症状が出ても、初期であれば順応も難しくありません。同じ場所(標高)に留まる、もしくは標高を下げて体調が回復すれば、再度チャレンジも可能。しかし、これらの判断は、必ずプロであるトレッキングガイドに任せてください。
高度克服の秘訣は、ゆっくり進むことと無理をしないこと。
のんびり行きましょう。ここはネパールです!
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